ビギナーズラックの恐怖
パチスロを始めると必ず訪れると言われる
「ビギナーズラック」
自分にも訪れました。
なにを打っても勝てる。座ってすぐにハマることなく当たる。
1日の収支は平均六万は行っていたと思う。
「仕事辞めてこれで生きていこうか」
とさえ考えていた程に勝てた。
2010年だから設定や確率が今よりは甘いのだからというのも手伝い、勝ちに勝った。
仕事終わりにはパチンコ屋へ行き、別の収入を得る。ビギナーズラックはパチンコ屋を
ATMへと変えた。
周りからは博才があると言われ更に有頂天になっていた。
仕事を辞めようかと考え出した時期もあったくらいだ。
そんなビギナーズラックも一年後には陰りが見え始めた。大当たり確率に少し変動が見られ始めた時
だと思う。
次第には当てるのが難しくなり、収入の激減。赤字にまで落ち込んだ。
ビギナーズラックを失った時、自分は普通人に戻っていた。
356
仕事は辞めなくて良かった。心底思った。ビギナーズラックで稼いだ金は貯金していたから
損にはならなかったが、一度パチスロから遠ざかろうと考えた。
しかし驚くべき事に、そんな考えとは裏腹に凄く店に行きたくなる衝動にみまわれた。
あの演出がみたい。あの勝ったときの感動を再び感じたい。
給料日には必ず店に赴いた。
ここからさらに、パチスロ負け街道を突き進むことになるとは自分には考えつかなかった。
後、お金を何かの形で残したかったのでビギナーズラックで勝ったお金で車を買いました。
新車で。
自分がギャンブルにのめり込んだ最大の理由↓
自分がパチンコ依存症になった原因